玄関先のもちの木の実がいつの間にか色づき始めていた。固そうな緑に結ばれていた房状の実の群れたちは、木の上のほうから順番に秋の色を帯び始め微かなオレンジの色に、それから低くなるほど黄色に、無言のままお行儀良く神様の持っているカラースケールに…
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