気詰まり

yeup2005-09-19

 わたしには誰の心も慰められる力もないんだとそう思う。どっちでもいいけど。どうせもともと慰めたい気持ちがあるのかどうかも定かじゃないわけだし。人の気持ちの根っこは誰もそんなに変わるもんじゃないから想像がついちゃうのがちょっと興ざめ。シャリシャリ甘い梨の食感を歯に感じながらああなんだか今日一日を無為に過ごしてしまいそうだなと考える。窓の外は暑そう。くだらない見栄に満ちたメールに返事を書くべきか書かざるべきか迷う。きっとわたし以外のきちんとした人たちはこういううんざりしちゃうような疲れるメールにもきちんと友達として優しい返事を書くんだろうなとそう思う。もしかしたらそれ以前に、くだらないとかうんざりするとかすら思わないのかもしれない。そういうのってすごい美徳。それから気詰まり。